私自身、超未熟児で生まれ、軽度の脳性麻痺になりました。
「受け入れる」ということに葛藤したり、障がいのことで悩んだり、
打ち明けたいと思ったとき
同じ境遇の人に出会うことがあまりないこと。
そして、気軽に話せる場所がありませんでした。
場所によりますが、サポートしてくださる専門家の方はいるけれど
同じ境遇の人からアドバイスや時間を共有することで、
そういう空間でしかできないものはあると思います。
だからこそ、そういった支援や共有できる場所が大切になってくると感じ,
また,脳性麻痺である私自身の経験を生かして
同じ人の役にたちたいと思い,
「歩む会」を設立しました。
歩む会の3つの活動を通して、「障がい者と健常者が.共に生きていける場所に!社会にしたい。」と思ってます!
そしてブログやHPでの情報発信を通して、多くの方や子ども達が
「脳性まひ」というものに、
懸命に向き合っている現状を
様々な方に知ってもらえる機会になれば…。と思ってます。
一人でも多くの方に知ってもらえたらと思ってます。
脳性まひに関して、悩みや思いを共有することで、
当事者やその家族の心の安らぎ、
または情報発信を行うことで、
社会の理解を深めることができたらと思っています。
脳性麻痺のお子さんをお持ちの親御さんまたは当事者の方々は、
特に、ひとりでは抱えきれないし、最初から受け入れられる人なんてなかなかいません。
だから、弱音を吐いても悲しんでもいいんです。
少しでも傍にいて、どのようにしていってあげるのがベストなのか、
もしかしたら答えなんてないのかもしれません。
だけど、少しでも一緒に歩んでいけたらと思っています。
脳性麻痺でも未熟児でも子供は生きていきます、成長していきます。
脳性麻痺でも未熟児で生まれても、その子はその子の人生があり、
生きていかなければなりません。
だからこそ、笑ったり、泣いたり、喜んだりしながら、
その子自身の人生を歩んでいけるように、
一緒に向き合っていけたらなと思います。
ひとりで抱え込まずに、「ここにきたら話せる!」いう場所で
あったらよいなと思います。
あせることはありません。一緒にゆっくり歩んでいきましょう。